2011年2月25日金曜日

体育会学生の就職

まだまだ寒いですね。
皆様、お元気でしょうか?

まずは、以下の記事をご覧ください。

「おとなしい学生は採らない! 富士通、一芸採用枠3倍に」
http://www.asahi.com/job/news/TKY201101300163.html

とてもいいことではあると思います。

体育学生の就職活動は、強い選手であればあるほど、開始が遅れてしまいます。
特に問題は、レギュラーだけど中堅、またはレギュラーを狙える位置にいる選手です。
強い選手は企業プロとして就職できます。
しかし、該当の選手は就職活動は遅れるし、企業プロにもなれません。

はたしてこの選手達にしっかりとしたサポートはあるのでしょうか?
体育会学生に「就職活動とは何か?」と説明がなされているのでしょうか?

「甘いよ。一般学生は普通にやっていること」

そう言われればそうかもしれません。
しかし、競技に打ち込んできた選手達は思っている以上に世間知らずなのです。
それはトップアスリートにも言えることかもしれません。
いい意味でも、悪い意味でも世間知れず。
世間から隔離され、それだけ打ち込んだからこそ結果が出たりもします。

ただ、彼らは知らないだけなのです。
もし情報さえあれば、積極性・礼儀・我慢強さなどで、より強いポテンシャルを秘めているかもしれません。

一芸を持った体育学生に企業が興味を持ってくれている今だからこそ、体育学生はビジネスマナーなどを学生のうちから学び「体育学生」の価値を上げ続けることが必要だと思います。
そうすれば時代の流れで「体育学生がいい。」「体育学生はダメだ」と、振り回されることはなくなるでしょう。

一般学生には一般学生のいいところ。
体育学生には体育学生のいいところ。

両者がそれぞれのいいところを活かした人生を歩めるような社会や仕組みが出来たらいいと思います。

丸山和也

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